低位株とボロ株ってどんな銘柄のこと?

株式投資をスタートさせる上で注意しなければいけないことがあります。
株式投資は投資のための資金が必要で、投資元本が保証されるものではありません。
必ず購入後に価格が上昇するということはなく、購入後に下げ続けることもあれば、逆に売却後に価格が上昇するということもあります。

現物取引で銘柄を購入する場合、購入した後に価格が下がるケースはよくあります。
これは、指値注文をする際に利益を考えて、少しでも安く購入したいと考える投資家マインドでしょう。
投資手法には順張りと逆張りがありますが、順張りは上昇トレンドにある銘柄を購入し、そのトレンドに乗る手法で、逆張りは下落した銘柄を購入し、反転を狙う手法です。
一般的には順張りで利益が出る確率が高いと言われていますが、これは短期売買での考え方で、万が一反転すれば高値掴みとなります。

一方で逆張りの場合、これまでのチャートの動きを見て、ある程度下げた底値圏で買い指値を入れます。
約定後は上昇トレンドへの転換を待ち、目標価格で売り抜けます。初心者が手を出してしまう銘柄に低位株があります。

低位株とは低い相場推移で停滞する銘柄で一般的に1株500円以下の銘柄を指します。
地方銀行株や鉄鋼、造船、建設、新興市場などの銘柄に低位株が多く、慢性的な価格低迷が見られ、中長期的な成長が難しい業種に多いと言われています。
低位株にはボロ株と言われる銘柄もあり、ボロ株とは価格が500円以下の銘柄で業績や財務内容が悪い企業の銘柄を指します。

初心者は投資する資金が少ない人が多く、安く購入できる低位株に投資する傾向が見られます。
その上で、ボロ株に手を出してしまうことがあり、大きな損失を招くことがあるのです。
初心者は、ボロ株を購入する時にボロ株であることを知らずに買っていることが多く、大化けすることで一攫千金を狙うということが多いようです。
ボロ株に投資するリスクとして大きな損失が発生することや上場廃止や監理ポストへの配置などの懸念もありますので注意が必要です。

大化けしそうなボロ株を見分けるには

ボロ株に資金を投じる投資家の中には、ボロ株であることをあえて理解している人もあります。
ではなぜ、ボロ株を購入するのかと言えば、価格が急騰するのを待って利益を狙うのです。
ボロ株をターゲットに多くの買い注文を入れて、価格を急騰させる仕手筋の存在があります。
業績が悪く、財務不安定な企業で500円以下の銘柄に多くの買い注文を入れ、価格を急騰させると、そこに集まる一般投資家の資金を狙う集団が仕手筋です。

ボロ株で急騰する銘柄に一般投資家が注文を入れる行為を「提灯を点ける」と言います。
目標価格を設定してそれに到達すると一気に売り抜けます。価格が急降下すると同時に空売りが入り、さらに価格を下げます。

ボロ株が一度急騰し、反転下落により一気に価格を下げると、その後その銘柄には見向きもされないという状況になることも多く、塩漬け株となってしまうことや高値掴みとなることもあります。
大化け銘柄の見分け方は、慢性的な低位株として推移していても、財務安定性が見られる銘柄や、企業規模が小さく発行株数が少ない状況でも、将来成長が見込める技術力や強みを持つ潜在的な力のある企業への投資を考えることです。
株は市場で投資家同士が取引するため、銘柄の人気が価格に影響を与え、人気は将来性を表わします。

株式投資にはリスクが存在するため、万が一含み損が生じた場合に、それを回避する方法を考えておかなければいけません。
潜在的な力がある企業は、後に価格を上げる可能性を秘めています。
大化けする銘柄の見分け方として、直近業績と財務内容の確認、今後の企業成長戦略等に目を向ける必要があります。
十分にリスクを理解して、正しい資金管理のもと、今後成長が期待できる低位株に投資することは大化けの期待が出来ます。